壁紙の張り替えDIYで失敗する原因と解決策を徹底解説

DIYでの壁紙張り替えに失敗して困っている人 壁紙・内装リフォーム
  • 「せっかく買ったお気に入りの壁紙、自分で貼って失敗したくない…」
  • 「壁紙の張り替えに挑戦したけど、継ぎ目がうまくいかなくて挫折した…」

あなたは今、このような壁紙のDIY張り替えに関する失敗への不安や、すでに失敗してしまった経験をお持ちではありませんか?

壁紙の張り替えは、お部屋の雰囲気を大きく変えられる魅力的なDIYです。

しかし、初心者にとっては、シワやズレ、剥がれなど、失敗してしまうリスクも多い作業です。

特に賃貸物件の場合、失敗すると原状回復費用が高くつく可能性もあります。

こんにちは!東京都内で賃貸物件の管理やリフォームを行っているリノライクです。

私たちは日頃から、DIYで壁紙を張り替えて失敗してしまった方からのご相談を多くいただいております。

そこでこの記事では、「壁紙張り替えを自分でやってみたけれど失敗したと感じている方のために、失敗しないための知識と解決策を徹底解説します。

  • 代表的な失敗例とその原因
  • 成功させるための道具や手順

そして賃貸物件ならではの注意点まで、私たちがプロの視点から得た情報をすべて紹介します。

この記事を読んで、初心者でも綺麗に壁紙を張り替える方法を学び、理想のお部屋を手に入れてください。

壁紙の張り替えDIYで「ありがち」な「失敗」と「原因」

DIYで壁紙を張り替える際に多くの初心者が失敗する代表的な例とその原因を解説します。

事前に知っておくことで、同じ失敗を防ぐことができます。

壁紙がシワになったりたるみが出る

  • 原因
    • 壁紙を貼る際に、中心から外側へ空気を抜く作業が不十分な場合、壁紙の中に空気が入り込み、シワやたるみが発生してしまいます。
    • 接着剤の量が多すぎたり、均等に塗られていなかったりする場合も、壁紙がよれてシワになることがあります。
  • 解決策
    • 壁紙を貼る際には、専用のローラーや撫でバケを使用して、力を入れすぎないように中心から外側へ向かって丁寧に空気を抜いていきましょう。
    • 糊(のり)付きの壁紙を使う場合、糊が乾く前に貼り直して修正することが可能です。

継ぎ目が開くまたはずれる

  • 原因
    • 壁紙を貼る際に、隣の壁紙との継ぎ目をぴったりと合わせることができず、隙間が空いてしまう失敗です。
    • 壁紙が糊(のり)の水分を吸って膨張します。乾燥とともに縮むことで継ぎ目が開いてしまうこともあります。
  • 解決策
    • 貼り合わせる際は、継ぎ目を重ねて貼る「重ね貼り」がおすすめです。重ねて貼った後、カッターで2枚同時にカットし、余分な部分を剥がすことで、継ぎ目が目立たないように仕上げることができます。
    • 継ぎ目専用の接着剤や補修材を使うことで、ズレや隙間を目立たなくすることができます。

角や端がきれいに収まらない

  • 原因
    • 壁紙のカットが正確でなかったり、角の処理が雑だったりすると、仕上がりが悪くなってしまいます。
    • 力を入れすぎてカッターの刃が滑り、下地の壁を傷つけてしまうこともあります。
  • 解決策
    • 角を貼る際には、ヘラなどを使用して、壁紙を角にしっかりと押し当ててからカットしましょう。
    • カッターは切れ味の良い新しい刃を使い、力を入れすぎず、何度か優しくなぞるように切るのがコツです。

壁紙のカットがうまくいかない

  • 原因
    • カッターの刃が切れ味が悪く、壁紙がきれいに切れない。
    • 力を入れすぎたり、ヘラや定規を使わずにフリーハンドでカットしようとする。
  • 解決策
    • 壁紙のカットには、常に新しい刃に交換したカッターを使うようにしましょう。
    • ヘラを当てて、ガイドにしながらカッターを進めると、まっすぐに綺麗にカットできます。

DIYの壁紙張り替えを成功させる準備と手順

失敗を防ぐためには、事前の準備と正しい手順を知っておくことが大切です。

ここでは、初心者が綺麗に張り替えるための方法を解説します。

成功の鍵は道具と下準備

  • 用意する道具
    • 壁紙本体
    • カッターと新しい替刃
    • 撫でバケ、ローラー
    • ジョイントローラー
    • ヘラ(スムーサー)
    • スポンジ、バケツ
    • メジャー、定規、鉛筆
    • 脚立
  • 下準備
    • まずは作業する場所の家具やコンセントなどを取り外し、床に養生シートを敷いて汚れを防ぎます。
    • 古い壁紙を剥がす前に、壁のサイズを正確に測り、必要な壁紙の枚数を確認します。
    • 古い壁紙を剥がしたら、下地の状態を確認します。凸凹や穴がある場合は、パテを使用して平らな状態に補修しておきましょう。

壁紙張り替えの正しい手順

  1. 壁紙をカットする: 測った長さに合わせて、少し長めに壁紙をカットします。柄のある壁紙は、継ぎ目で柄が合うように調整しながらカットすることが大切です。
  2. 糊を塗る: 壁紙の裏面に、均等に糊を塗ります。糊付きの壁紙の場合は、そのまま貼ることができます。
  3. 貼り付け: 天井から床に向かって、上から下へ壁紙を貼っていきます。最初の一枚がズレると全体がズレてしまうので、慎重に作業を行いましょう。
  4. 空気抜き: 貼り終えたら、ヘラや撫でバケを使って、中心から外側へ向かって空気を抜いていきます。
  5. 継ぎ目の処理: 継ぎ目は重ねて貼り、2枚同時にカッターでカットします。
  6. 余分な部分のカット: 壁の端や窓回り、コンセントなどの余分な部分をカッターできれいに****カットします。
  7. 乾燥: 最後に、糊が乾くまでしっかりと乾燥させます。

カビや下地など失敗の原因を根本解決

DIYでの壁紙張り替えで、失敗の原因が下地やカビにある場合があります。

これらの問題を根本解決しないと、張り替えた後にまた同じ問題が発生してしまいます。

カビ対策を怠るとどうなる?

  • カビが生えている壁にそのまま壁紙を貼ってしまうと、壁紙の裏側でカビが繁殖し、壁紙の表面にシミが浮き出てきたり、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • カビが原因で壁紙の剥がれが発生することもあります。
  • 解決策
    • 壁紙を剥がした下地にカビを発見した場合は、カビを除去する作業が必要です。カビ取り剤を使ってカビを綺麗に落とし、乾燥させてから防カビ剤を塗布してから新しい壁紙を貼るようにしましょう。
  • カビ対策を含めた壁紙張り替えのDIY方法

凸凹や穴のある下地

  • 原因
    • 古い壁紙を剥がした下地に、凸凹や穴があるまま新しい壁紙を貼ってしまうと、表面に凸凹が浮き出て見えてしまい、仕上がりが悪くなってしまいます。
  • 解決策
    • 下地の凸凹や穴は、パテを使って平らに補修する作業が必要です。パテが乾いたらサンドペーパーで磨き、平らな状態にしてから壁紙を貼るようにしましょう。

壁紙選びも失敗しないための重要なポイント

DIYでの壁紙張り替えを成功させるためには、壁紙選びも重要です。

初心者におすすめの壁紙や、失敗しないための選び方を解説します。

初心者におすすめの壁紙

  • シールタイプ
    • シールのように台紙を剥がすだけで貼れるタイプです。糊(のり)を付ける手間がなく、初心者でも簡単に作業が行えます。
  • 生のり付き壁紙
    • すでに糊(のり)が付いた状態で届くため、購入してすぐに作業を始めることができます。水に浸すだけで糊が活性化するタイプもあり、扱いが非常に簡単です。
  • ビニールクロス
    • 一般的な壁紙で、扱いやすく、汚れにも強いので初心者におすすめです。
  • 柄のないシンプルな壁紙
    • 柄のある壁紙は、継ぎ目で柄を合わせる作業が難しいです。初心者には失敗するリスクが高いです。無地や柄のないシンプルな壁紙から始めるのが安心です。

壁紙を選ぶ際のチェックポイント

  • 機能性
    • 壁紙には、汚れ防止、防カビ、消臭などの機能性を持ったものがあります。カビが気になる場所や、ペットのいるご家庭は、機能性もチェックして選ぶようにしましょう。
  • サンプル
    • インターネットで壁紙を購入する際は、サンプルを取り寄せて、実際の色や質感を確認することが大切です。画面で見た色と、実際の色が違うという失敗も多いです。

DIYが難しいと感じたらプロに依頼する選択肢

DIYでの壁紙張り替えは、時間と労力がかかり、失敗するリスクもあります。

少しでも難しいと感じたら、業者に依頼することも検討しましょう。

プロに依頼するメリット

  • 仕上がりが綺麗
    • 専門的な知識と技術を持った職人が施工するため、DIYでは難しい継ぎ目や角の処理も綺麗に仕上げてくれます。
  • 時間や労力を節約
    • 自分で作業する手間が省けます。時間や労力を節約することができます。
  • 下地やカビの問題も解決
    • 下地の問題やカビの原因をプロが調査し、根本的な解決策を提案してくれます。
  • 安心のアフターサービス
    • 施工後の保証やアフターサービスが付いている業者も多いので、安心して依頼することができます。

業者を選ぶ際のポイント

  • 実績と口コミ
    • 壁紙の張り替え実績が豊富で、口コミでの評価が高い業者を選びましょう。
  • 見積もりの内容
    • 費用の内訳が明確で、追加料金が発生しないか事前に確認しましょう。
  • 相談のしやすさ
    • 気軽に相談でき、こちらの要望をしっかり聞いてくれる担当者がいる業者を選びましょう。

DIYの「壁紙張り替え」を「失敗」しないために

壁紙の張り替えは、DIYでも可能なリフォームです。

しかし、失敗を防ぐためには、事前の準備と正しい知識が何よりも大切です。

この記事で紹介した失敗例と解決策を参考に、作業を行う際は、焦らず、慎重に進めるようにしましょう。

下地の状態やカビの問題がある場合、または自分で作業するのが難しいと感じた場合は、無理をせずプロの業者に依頼することも良い選択肢です。

私たちは、東京都内の賃貸物件の管理やリフォームを行う専門会社として、壁紙の張り替えに関するあらゆるご相談を承っております。

DIYで失敗してしまった方からのご相談や、下地の状態が心配でプロに相談したい方も、気軽にお問い合わせください。

豊富な実績と知識を持つスタッフが、お客様の不安を解決します。

理想の空間を手に入れるためのお手伝いをさせていただきます。

無料で見積もりも行っておりますので、まずはお電話0120-675-855かコンタクトフォームよりご相談ください。

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