壁紙の浮きや剥がれを見つけると、見た目が悪くなって気になりますよね。
- 「自分で簡単に直せるかな?」
- 「放置しておいても大丈夫?」
と考える方も多いのではないでしょうか。
こんにちは!東京都内で賃貸物件の管理業とリフォーム業を行う専門会社リノライクです。
私たちは日頃から、壁紙に関する様々なトラブルに対応しており、壁紙の浮きや剥がれについてのご相談を多くいただいています。
壁紙の浮きは、見た目を損なうだけではりません。
カビや下地の劣化といった大きな問題につながる可能性を持っています。
この記事では、
- 壁紙が浮いてしまう原因
- 自分でできる簡単な補修方法
- 専門の業者に依頼すべきケース
さらには浮きを予防するためのコツまで、詳しく 解説します。
これを読めば、壁紙の浮きに対して適切な対処ができるようになります。
安心して快適な暮らしを維持することが可能となります。
壁紙が浮いたり剥がれたりする主な原因
壁紙の浮きや剥がれは、一つの原因だけでなく、複数の要因が複合して発生することが多いです。
まずはその原因をしっかりと確認しましょう。
湿気や乾燥による伸縮
壁紙の素材は湿気や乾燥によって伸縮する特性を持っています。
特に冬場の暖房による乾燥と、梅雨や夏場の高い湿度の差は、壁紙が浮きやすくなる大きな原因です。
乾燥して縮んだ壁紙の角や継ぎ目から剥がれが発生することが多いです。
下地材の不良や劣化
壁の下地の状態も重要な要因です。
- 下地にひび割れや凹凸があった
- 古くて劣化していた
こんな場合、壁紙を貼っても下地に密着しにくく、浮きや剥がれの原因となります。
また、下地のパテ処理が不十分な場合も同様の現象が発生します。
施工時の接着剤不足
施工の際に接着剤の量が不十分だったり、均一に塗り残しがある場合、その部分から壁紙が浮いてしまうことがあります。
特に角や端など、手が届きにくい箇所で起こりやすい問題です。
結露や雨漏りによる水分
窓の周りや北側の壁など、結露が発生しやすい場所では、壁紙が水分を吸収して浮きやすくなります。
また、雨漏りが原因で壁の内部に水分が入ってしまい、広範囲に壁紙が浮いてしまうケースもあります。
自分でもできる壁紙の浮き・剥がれ補修方法
軽度の壁紙の浮きや剥がれであれば、自分で簡単に補修することが可能です。
ただし、下地の状態が悪い場合や、広範囲に浮いている場合は専門の業者への依頼を検討しましょう。
小さな浮きやシワの補修
小さな浮きやシワの場合、ドライヤーの熱を使う方法が効果的です。
壁紙に温風を当てて温めます。
クロスの伸縮性を利用して浮いた部分を軽く押さえます。
その後、圧着ローラーなどを使ってしっかりと圧着します。
熱で糊が一時的に柔らかくなるため、シワを伸ばしやすくなります。
剥がれた部分の再接着
壁紙の端や継ぎ目が剥がれてしまった場合は、専用の壁紙用接着剤を使って貼り直します。
まず、剥がれた部分の裏側をきれいに掃除しましょう。
接着剤を均一に塗ります。
その後、壁紙を元の位置に戻します。
ヘラやローラーで空気を抜くように圧着します。
はみ出た接着剤は濡れたタオルなどですぐに拭き取ることが大切です。
浮いた部分への接着剤注入
壁紙がシートのように浮いていて、端が剥がれていない場合は、注射器のような専用の道具を使って接着剤を注入する方法があります。
まず、浮いている部分の中心に針で小さな穴を開けます。
そこから接着剤を少量注入します。
その後、ヘラやローラーで空気を抜くように圧着します。
DIY補修の注意点
DIYで補修を行う際は、まず目立たない箇所で試すことがおすすめです。
また、市販の接着剤には様々な種類があります。
使用する壁紙の素材に合わせて選ぶ必要があります。
特にビニールクロス用と珪藻土用では成分が異なるため、購入時に確認しましょう。
ビニールクロスとは?リフォームで失敗しない選び方とメンテナンス方法を徹底解説
壁紙の浮きを予防するためのポイント
壁紙の浮きは、日頃の対策によってある程度予防することが可能です。
快適な空間を維持するために、以下のポイントを実践してみてください。
適切な湿度と温度の維持
部屋の湿度と温度を一定に保つことは、壁紙の伸縮を抑えるために重要です。
特に冬場の過度な乾燥と夏場の多湿には注意しましょう。
加湿器や除湿機を使うなどして調整しましょう。
定期的な換気
こまめな換気は、壁の内部に湿気がこもることを防ぐために効果的です。
特にキッチンや浴室、トイレなど水を使う場所では、換気扇をこまめに回すなどして対策を行いましょう。
結露対策の徹底
窓の結露を放置すると、その水が壁紙に染み込み、浮きやカビの原因となります。
朝起きた時や外出から戻った時に窓の結露を拭き取ることを習慣にしましょう。
家具の配置に注意
家具を壁にぴったりとつけて置くと、空気の流れが滞ります。
壁の裏側に湿気がこもりやすくなります。
家具と壁の間に少し隙間を開けることで、空気の流れを作ります。
壁の状態を良く保つことが可能です。
業者に依頼すべきケースと費用相場
自分での補修が難しい場合や、根本的な解決を求める場合は、専門の業者に依頼するのが得策です。
業者に依頼すべきケース
- 広範囲に壁紙が浮いている場合
- 下地のひび割れやカビが原因と考えられる場合
- 雨漏りや建物の欠陥が疑われる場合
- 賃貸物件で、原状回復のルールがある場合
業者に依頼するメリット
業者に依頼することで、原因の特定から根本的な解決まで、プロの技術で安心して任せることができます。
また、仕上がりもきれいになり、壁紙を長持ちさせることにもつながります。
費用相場の目安
壁紙の剥がれ補修の費用は、範囲や原因によって大きく異なります。
一般的な目安として、部分的な補修作業料金は1万円~3万円程度からが多いです。
壁全体の張り替えとなる場合は、使用する壁紙の種類や広さに応じて価格が決まります。
- 壁紙張替えの費用相場:リフォーム費用ガイド
- プロに相談するなら:弊社サービスのご紹介
壁紙の浮き対策は早めの対処が大切
この記事では、壁紙の浮きや剥がれについて、原因から補修方法、予防策、業者への依頼まで詳しく解説しました。
壁紙の浮きは、放置するとどんどん状態が悪くなります。
補修が難しくなります。
大切なのは、早めに原因を突き止めること。
原因に合わせて適切な対処を行うことです。
軽度であれば自分で直すことも可能ですが、
少しでも不安がある場合は専門の業者に相談する方が安心です。
弊社では、東京都内で多数の実績を持っています。
壁紙の浮きや剥がれの補修だけではありません。
根本原因の解決も行います。
新しい壁紙への張り替えまで対応しております。
お困りの方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
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